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介護・社会福祉士国家試験ゴロあわせ ゴロ・プレス

試験会場のお助け本!! ゴロあわせで介護・社会福祉のポイントを頭にプレス!!

介護・社会福祉士国家試験ゴロあわせ ゴロ・プレス

販売中
   紙書籍 
福祉教育カレッジ 編
松本史郎(福祉教育カレッジ専任講師)著
山越麻生(介護老人保健施設日立南ヘルシーセンター施設長)著
B6判,322頁,2色刷
2007/11/27発行
¥1,320(本体¥1,200+税¥120)
ISBN 978-4-87211-833-9
試験会場での超・直前学習に!
介護・社会福祉のポイントがゴロあわせに!
面白おかしいゴロとかわいいイラストでらくらく暗記!
試験に出る重要語句のポイントを抑えた解説で国試対策もバッチリ!
介護福祉士・社会福祉士国家試験の既出問題もしっかり掲載。知識のダメ押しに!

はじめに
 通勤や通学の途中,あなたが,いつものように電車の吊革につかまり何気なく車内を見回していると,有料老人ホームの中吊り広告が目に入ってきました。
 さて,ここで質問です。あなたは,この後どうしますか?

A:前に座っているおじさんが拡げている新聞で,気になる銘柄の株価を確認する。
B:有料老人ホームの類型を見極めようとさらに広告を注視する。
C:「ふーん」と言って,昨日見た映画のストーリーを思い出す。
D:「とくていしせつにゅうきょしゃせいかつかいご」とつぶやく。

 正解は…ありません。ですが,AやCを選んだ人は国家試験に向けて何らかの手を打つ必要がありそうです。なぜなら,日頃の学習の成果を試すせっかくの機会を見逃してしまっている,ともいえるからです。国家試験では,短い時間に設問に関係する記憶を検索し,引き出すことが求められます。こういった作業は,当然,常日頃から記憶の出し入れをしている人の方が強い。ディープインパクトぐらい強い。日常のこうした些細なことでも学習する機会は結構あるものです。

 そうはいっても,国家試験に向けて覚えなければいけない事柄はたくさんあって,しかも,制度関係なんて「特定施設入居者生活介護」だの「地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護」だの早口言葉か連想ゲームみたいな名前がつけられています。これでは,学習への意欲が削がれるのも無理ありません。しかし,こうした名称は実によく作られているのです。制度では,Aという用語はこういうこと,Bという用語はこういうこと,とその中身が決められています。その時々で使い方が違う,ということはないのです。たとえば,介護保険制度の「地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護」では,「地域密着型…施設(=定員29人以下の入所型の施設)」,「介護老人福祉施設(=特別養護老人ホーム)」,「入所者生活介護(=介護や日常生活上の世話)」と3つの用語から構成されており,ひとつの長い制度名も整理して覚えれば,意外にすんなりと覚えられるのです。これは制度以外のことにも当てはまることです。

 学習の際に必要なのは,こうしたポイントを効率よく覚えることです。むやみに覚えようとするのも,条文を最初から最後まで覚えようとするのも限りある時間の有効な活用法とはいえません。重要なのは,記憶を秩序だてる要となる用語を選び,そして,それをできるだけ楽に記憶するということです。

 本書は,介護福祉士・社会福祉士の過去の国家試験からポイントとなる用語を選び,ゴロとイラストという方法を使って記憶しやすいように構成されています。開いたページからでも,イラストが面白い所からでも,「アホなゴロだな」と思う所からでも,どこからでも結構です。そうこうしているうちに,ふと日常の中でゴロやイラストを思い出し,ニヤニヤするようになったらしめたものです。

 最後に皆さんの成功を心からお祈りして,『ゴロ・プレス』をここに届けます。

2007年11月
著 者

目次
社会福祉概論
1.社会保険制度
2.恤救規則
3.救護法
4.福祉六法体制への経緯
5.社会福祉事業法の成立
6.社会福祉施設緊急整備五ヵ年計画
7.社会保障制度
8.生活福祉資金貸付制度の対象世帯
9.生活福祉資金貸付制度の資金の種類
10.パールマンの4つのP
11.機能派(機能主義)の代表的論者
12.社会診断
13.共同募金
14.生活保護の8つの扶助
15.生活扶助の加算制度
16.介護福祉士の義務

老人福祉論
17.介護保険の基本理念
18.介護保険の第1号被保険者
19.介護保険の第2号被保険者
20.要介護認定基準を計算する5つの分野
21.介護認定の区分
22.介護保険の認定有効期間
23.介護保険の申請代行
24.介護保険施設
25.介護給付費の公費負担割合
26.介護給付費の保険料割合
27.介護保険審査会・介護認定審査会
28.老人福祉施設
29.老人居宅生活支援事業
30.認知症対応型共同生活介護の入居定員
31.有料老人ホームの類型
32.高齢者の在宅ケアの連携
33.地域密着型サービス
34.間違えやすい居宅サービスと地域密着型サービスの種類
35.地域包括支援センターの基本機能
36.居宅介護支援事業者の主な減算項目
37.日常生活自立支援事業
38.老人日常生活用具の品目
39.特定福祉用具の種目
40.老人クラブ
41.虐待者となる要因

障害者福祉論
42.国際障害者年
43.ICF(国際生活機能分類)の構成要素
44.障害者の法定雇用率
45.障害者雇用率制度
46.発達障害の定義
47.小児慢性特定疾患治療研究事業で対象とする疾患
48.児童扶養手当と特別児童扶養手当

リハビリテーション論
49.ADL(日常生活動作)の指標
50.IADL(手段的日常生活動作)
51.廃用症候群の主な症候

社会福祉援助技術(演習を含む。)
52.ミルフォード会議
53.スーパービジョンの機能
54.援助技術の展開過程
55.直接援助技術
56.間接援助技術
57.関連援助技術
58.ソーシャルワークの基本的な機能
59.バイステックの7原則
60.自己覚知
61.グループワークの援助媒体
62.コミュニティワークの目標
63.マッピング
64.社会福祉調査法(質問紙法の種類)
65.社会福祉調査法(標本調査)

レクリエーション活動援助法
66.レクリエーションの3領域
67.レクリエーション活動の4要素
68.アベドンの社会的相互作用(その1)
69.アベドンの社会的相互作用(その2)

老人・障害者の心理
70.ピアジェの4つの発達段階
71.ライカードの高齢者のパーソナリティタイプ
72.マズローの欲求階層説
73.キューブラ・ロスの死の受容のプロセス
74.カウンセリングの基本的態度
75.カウンセリングの技法
76.防衛機制
77.高齢者の知的能力で低下しやすいもの
78.高齢者の睡眠の特徴
79.高齢者に多い骨折
80.老人性難聴の特徴

家政学概論
81.クーリング・オフ制度
82.5大栄養素
83.各栄養素のg当たり熱量
84.ISO(国際標準化機構)規格
85.織物の三原組織
86.感覚温度と3因子
87.不快指数

医学一般
88.バイタルサイン
89.死の3徴候
90.正常血圧
91.高血圧症
92.総コレステロール(TC)の基準値
93.尿比重
94.乏尿・無尿
95.ショックの前駆症状
96.一次救命処置の順番
97.運動が予防効果を示すもの
98.麻痺の部位による分類
99.糖尿病の判定
100.空腹時血糖(FBS)の基準値
101.糖尿病の合併症
102.喫煙に関係する疾患
103.閉塞性換気障害を起こす疾患
104.白内障の自覚症状
105.パーキンソン病の3徴候
106.関節リウマチ
107.筋萎縮性側索硬化症の陰性(みられない)所見
108.右心不全
109.左心不全
110.骨粗鬆症の原因
111.特定疾患で多い順番(平成18年)
112.尿失禁の分類
113.寝たきり高齢者に生じやすい合併症
114.日和見感染の病原体

精神保健
115.老年期の精神保健上の問題
116.幻覚妄想状態が現れるもの
117.統合失調症に現れやすいもの
118.うつ状態の妄想
119.心身症

介護概論
120.要介護となった主な原因

介護技術
121.身体不調を疑う体温の目安
123.トイレの整備の留意点
124.MRSAに感染した利用者の寝具管理
125.ボディメカニクスの原則
126.車いすの移動が可能な廊下幅
127.誤嚥しやすい食物
128.嚥下性肺炎の予防のポイント
129.口腔ケアの目的
130.治療食の種類
131.睡眠環境
132.入浴介助の注意点
133.入浴時の室温と湯温
134.爪の管理
135.湯たんぽを用いる際の留意点
136.褥瘡の好発部位
137.褥瘡の深達度
138.食間薬の服用時間
139.気道内異物除去の方法
140.やけど手当の注意点

形態別介護技術
141.視覚障害者に対するガイドヘルプ
142.難聴者とのコミュニケーション
143.失語症のある人とのコミュニケーション
144.片麻痺のある人の階段昇降
145.片麻痺のある人に対する食事介助
146.呼吸機能障害者の日常生活における留意点
147.在宅酸素療法の吸入器具の交換
148.腎臓機能障害者の食事における留意点
149.ペースメーカ装着者の日常生活における注意点
150.知的障害者への支援における各段階

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