合格状況
第105回看護師国家試験合格状況
2016年2月14日(日)に実施した標記試験の合格者数等は以下のとおりです。
合格基準
必修問題及び一般問題を1問1点,状況設定問題を1問2点とし,次の1~2の全てを満たす者を合格とする。
1 必修問題 40点以上/49点
2 一般問題・状況設定問題 151点以上/247点
採点除外等の扱いをした問題
20 医療法施行規則に定められている療養病床に係る多床室の床面積は,患者1人につき[ ]m2以上である。
[ ]に入るのはどれか。
1.2.3
2.3.3
3.4.3
4.5.3
採点上の取扱い
採点対象から除外する。
理由
選択肢に正解がないため。
66 Aさん(75歳,男性)は,2型糖尿病(type 2 diabetes mellitus)で超速効型インスリンによる治療を行っている。
災害に備えてAさんに指導する必要があるのはどれか。
1.開封したインスリンは1年間使用できる。
2.使用しているインスリンの名称を正確に覚える。
3.消毒薬の入手が難しい場合は消毒せずに注射してもよい。
4.平常時と同じように非常時もインスリン注射は食前に行う。
採点上の取扱い
複数の選択肢を正解として採点する。
理由
設問文が不明瞭で複数の選択肢が正解と考えられるため。
41 病棟での医薬品の管理で正しいのはどれか。
1.生ワクチンは常温で保存する。
2.溶解した薬剤は冷凍保存する。
3.劇薬は施錠できる場所に保管する。
4.アンプルに残った麻薬注射液は廃棄する。
採点上の取扱い
採点対象から除外する。
理由
選択肢に正解がないため。
次の文を読み,94~96の問いに答えよ。
Aさん(48歳,男性)は,横断歩道を歩行中に乗用車に衝突され,救命救急センターに搬送された。搬送時,呼びかけに開眼せず,四肢の筋緊張が亢進していた。呼吸数30/分,脈拍60/分,血圧142/98mmHgであった。右側頭部と右肩甲骨部の擦過傷以外に目立った外傷はなかった。
95 Aさんは,硬膜下血腫(subdural hematoma)および脳挫傷(cerebral contusion)と診断され,硬膜下血腫(subdural hematoma)に対して開頭血腫除去術が行われた。ICUに入室後,マンニトールの投与が開始された。
このときの体位で最も適切なのはどれか。
1.座 位
2.腹臥位
3.側臥位
4.仰臥位
5.Fowler〈ファウラー〉位
採点上の取扱い
採点対象から除外する。
理由
選択肢に正解がないため。
合格者数
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
---|---|---|
62,154 | 55,585 | 89.4 |
区分 | 学校数 | 新卒 | 既卒 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |||
3年課程 | 全体 | 776 | 43,495 | 42,135 | 96.9% | 2,349 | 1,134 | 48.3% |
大学 | 211 | 17,405 | 16,951 | 97.4% | 757 | 448 | 59.2% | |
短期大学 | 33 | 1,856 | 1,754 | 94.5% | 281 | 113 | 40.2% | |
養成所 | 532 | 24,234 | 23,430 | 96.7% | 1,311 | 573 | 43.7% | |
2年課程 | 全体 | 289 | 9,056 | 8,053 | 88.9% | 2,574 | 703 | 27.3% |
短期大学 | 4 | 84 | 76 | 90.5% | 32 | 9 | 28.1% | |
養成所 | 223 | 5,543 | 5,303 | 95.7% | 712 | 225 | 31.6% | |
高等学校専攻科 | 36 | 239 | 216 | 90.4% | 136 | 20 | 14.7% | |
通信制 | 26 | 3,190 | 2,458 | 77.1% | 1,694 | 449 | 26.5% | |
高校・高校専攻科 5年一貫教育 |
74 | 3,359 | 3,125 | 93.0% | 468 | 138 | 29.5% | |
EPA ※ | - | 152 | 5 | 3.3% | 277 | 42 | 15.2% | |
受験資格認定 | - | 352 | 229 | 65.1% | 72 | 21 | 29.2% | |
計 | 1,139 | 56,414 | 53,547 | 94.9% | 5,740 | 2,038 | 35.5% |
※EPA内訳 | インドネシア | フィリピン | ベトナム | ||||||
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受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 2012年入国 | 10 | 3 | 30.0% | 9 | 2 | 22.2% | 0 | 0 | 0.0% | 2013年入国 | 38 | 4 | 10.5% | 49 | 10 | 20.4% | 0 | 0 | 0.0% | 2014年入国 | 40 | 2 | 5.0% | 37 | 5 | 13.5% | 20 | 11 | 55.0% | 2015年入国 | 64 | 0 | 0.0% | 74 | 2 | 2.7% | 14 | 3 | 21.4% | 帰国者 | 12 | 0 | 0.0% | 10 | 0 | 0.0% | 0 | 0 | 0.0% | その他 | 39 | 2 | 5.1% | 13 | 3 | 23.1% | 0 | 0 | 0.0% | 計 | 203 | 11 | 5.4% | 192 | 22 | 11.5% | 34 | 14 | 41.2% |
過去10年間の看護師国家試験の合格率
実施年月 | 受験人数(人) | 合格者数(人) | 不合格者数(人) | 合格率(%) |
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2007年2月 | 50,766 | 46,000 | 4,766 | 90.6 |
2008年2月 | 51,313 | 46,342 | 4,971 | 90.3 |
2009年2月 | 50,906 | 45,784 | 5,122 | 89.9 |
2010年2月 | 52,883 | 47,340 | 5,543 | 89.5 |
2011年2月 | 54,138 | 49,688 | 4,450 | 91.8 |
2012年2月 | 53,702 | 48,400 | 5,302 | 90.1 |
2013年2月 | 56,546 | 50,232 | 6,314 | 88.8 |
2014年2月 | 58,891 | 52,900 | 5,991 | 89.8 |
2015年2月 | 60,947 | 54,871 | 6,076 | 90.0 |
2016年2月 | 62,154 | 55,585 | 6,569 | 89.4 |
試験委員
保健師助産師看護師試験委員名簿
第102回保健師国家試験,第99回助産師国家試験及び第105回看護師国家試験の試験委員を次のとおり施行する。
平成27年8月3日 厚生労働大臣 塩崎 恭久
委員長 | 佐伯 由香 | ||
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副委員長 | 齋藤 泰子 | 米山万里枝 | 佐々木幾美 |
委員 | 赤瀬 智子 | 安積 陽子 | 浅見恵梨子 |
安齋ひとみ | 井垣 弘康 | 石川 紀子 | |
岩間 薫 | 牛田 貴子 | 宇都宮明美 | |
江波戸和子 | 大橋 俊子 | 大森 純子 | |
大矢 寧 | 岡垣 竜吾 | 小川久貴子 | |
小山田静枝 | 梶井 文子 | 春日 里江 | |
春日 広美 | 片岡弥恵子 | 勝山貴美子 | |
加藤奈保美 | 川井 真 | 来生奈巳子 | |
倉本 孝子 | 栗原明日香 | 小髙 恵実 | |
近藤 麻理 | 佐藤 由美 | 滋田 泰子 | |
清水 安子 | 新地 裕子 | 杉本 吉恵 | |
五月女祐子 | 征矢野あや子 | 髙橋 郁子 | |
棚橋さつき | 田淵 紀子 | 田村須賀子 | |
塚田ゆみ子 | 土田 晋也 | 得居みのり | |
冨安 眞理 | 中西 好子 | 永松 健 | |
葉梨 智子 | 林 直子 | 比田井理恵 | |
廣金 和枝 | 深井 喜代子 | 福島 裕之 | |
福地麻貴子 | 布施 淳子 | 松田たみ子 | |
松原 久裕 | 松森 直美 | 水戸 優子 | |
森 真喜子 | 山内 豊明 | 山内まゆみ | |
山口 忍 | 山勢 博彰 | 山本 智美 | |
横川 博英 | 横山 徹爾 | 渡邊 典子 |
第105回看護師国家試験施行について
看護師国家試験の施行
平成27年8月3日付の官報(号外第174号)で,「第105回看護師国家試験」の試験要項が発表になりました。
概要を抜粋いたしましたのでご参照ください。
詳細な情報につきましては,厚生労働省のサイトをご覧ください。
○ 看護師国家試験の施行
保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)第18条の規定により,第105回看護師国家試験を次のとおり施行する。
1 試験期日 平成28年2月14日(日曜日)
2 試験地 北海道,青森県,宮城県,東京都,愛知県,石川県,大阪府,広島県,香川県,福岡県及び沖縄県
3 試験科目 人体の構造と機能,疾病の成り立ちと回復の促進,健康支援と社会保障制度,基礎看護学,成人看護学,老年看護学,小児看護学,母性看護学,精神看護学,在宅看護論及び看護の統合と実践
4 受験資格 省略
5 受験手続 概略
・受験願書:氏名は戸籍(日本国籍を有しない者については,在留カード)に記載されている文字を使用すること。
・写真:出願前6月以内に脱帽して正面から撮影されたものに限る。縦6cm × 横4cm
・受験に関する書類は,平成27年11月20日(金曜日)から平成27年12月11日(金曜日)までに試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局に提出すること。持参の場合は土曜日,日曜日,その他の行政機関の休日を除く午前9時~午前12時,午後1時~午後5時。郵送の場合は,書留郵便をもって送付,平成27年12月11日(金曜日)までの消印のあるもの。
・受験手数料:5,400円(受験手数料の額に相当する収入印紙を受験願書にはることにより納付。収入印紙は消印しない。)
・受験票の交付:受験票の交付は平成28年2月8日(月曜日)までに到着するよう郵送する。
6 合格者の発表 試験の合格者は,平成28年3月25日(金曜日)午後2時に厚生労働省,地方厚生局及び地方厚生支局にその受験地,受験番号を掲示して発表する。
7 手続及び問い合わせ先:地方厚生局又は地方厚生支局(北海道,青森県・宮城県,東京都,愛知県・石川県,
大阪府,広島県,香川県,福岡県,沖縄県)
8 その他 視覚,聴覚,音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は,平成27年10月16日(金曜日)までに厚生労働省医政局医事課試験免許室又は試験地を管轄する地方厚生局若しくは地方厚生支局に申し出ること。申し出た者については,受験の際にその障害の状態に応じて必要な配慮を講ずることがある。
地方厚生局又は地方厚生支局
地方厚生局又は地方厚生支局 | |||||
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試験地 | 郵便番号 | 所在地 | 電話番号 | FAX番号 | |
北海道 | 060-0808 | 北海道札幌市北区北8条西2丁目1番1号 札幌第1合同庁舎 北海道厚生局 |
011(709)2311 | 011(709)2704 | |
青森県 宮城県 |
980-8426 | 宮城県仙台市青葉区花京院1丁目1番20号 花京院スクエア 東北厚生局 |
022(716)7331 | 022(726)9267 | |
東京都 | 330-9713 | 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地1 さいたま新都心合同庁舎1号館 関東信越厚生局 |
048(740)0810 | 048(601)1326 | |
愛知県 石川県 |
461-0011 | 愛知県名古屋市東区白壁1丁目15番1号 名古屋合同庁舎第3号館 東海北陸厚生局 |
052(959)2064 | 052(971)8861 | |
大阪府 | 541-8556 | 大阪府大阪市中央区大手前4丁目1番76号 大阪合同庁舎第4号館 近畿厚生局 |
06(6942)2241 | 06(6946)1500 | |
広島県 | 730-0012 | 広島県広島市中区上八丁堀6番30号 広島合同庁舎4号館 中国四国厚生局 |
082(223)8181 | 082(223)8155 | |
香川県 | 760-0019 | 香川県高松市サンポート3番33号 高松サンポート合同庁舎 四国厚生支局 |
087(851)9565 | 087(822)6299 | |
福岡県 | 812-0013 | 福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目10番7号 福岡第2合同庁舎 九州厚生局 |
092(472)2370 | 092(472)4474 | |
沖縄県 | 900-0022 | 沖縄県那覇市樋川1丁目15番15号 那覇第1地方合同庁舎 九州厚生局沖縄分室 |
098(853)7350 | 098(853)4495 |