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『CBTこあかり』シリーズ
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CBT こあかり 【パーフェクト】 連問形式篇

【正答率つき!!】過去に出題・再現された中から発展的問題を収載! 連問を究める! Androidアプリを体験しよう!

CBT こあかり 【パーフェクト】 連問形式篇

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「CBTこあかりパーフェクト」編集委員会 編
B5判,376頁,2色刷(一部4色刷)
2013/08/26発行
¥4,400(本体¥4,000+税¥400)
ISBN 978-4-86399-202-3
弊社所有の再現問題を「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に沿って収載!
効率的な学習をサポートするレベル別分冊。「パーフェクト」では,国試突破や病院実習もにらんだ発展問題を厳選!
各選択肢が正答/誤答になる根拠を専門家がきめ細かく解説!
問題ごとに「正答率」を掲載。難易度や,得手/不得手がわかる!
収載問題を本番のようにパソコンで解ける“WEB TEST PLUS”,電子版PDFデータのダウンロードサービス!(綴込み「アクセスナンバー」にて要登録。)Androidアプリで,精選問題に手軽にトライ!

はじめに
 世の中には様々なテストがあります。人によってテスト勉強をする動機は千差万別ですが,筆者はテストを作る側になってはじめて,テストを支える仕組みを真剣に考えるようになりました。
 近年の資格試験の仕組みはズバリ,作問に時間をかけて技術・工夫を凝らし,採点は簡略化という流れで定着しています。医学・生物学は,数学や物理学ほど確立した理論がないので,記述式では採点者の主観がどうしても反映され,正確な判定ができません。したがって,大規模な集団を対象とした場合,マークシートの客観式テストで学習到達度を判定するしかないのです。
 多くの人にはあまり知られていないかもしれませんが,世界におけるテスト理論や技術は,従来では考えられないほど進歩してきています。医学だけでなく,教育学や心理学の見地から先進技術が取り入れられ,CBTや医師国家試験など「国の試験」には,そのような技術がしっかりと盛り込まれています。
 CBTや医師国家試験は,全国医学生学力テストのようなものです。中学・高校までであれば,偏差値や順位によって志望校を決め,進路指導の材料としていました。ところが,医学生ないし医師になってからテストを受ける目的は,資格を取得することに尽きます。つまり,進学や就職のための激しい競争試験とは,少し違って見えるのです。
 例年,医師国家試験は9割の合格率,CBTは大学によってバラツキがあるものの,不合格者は数えるほどです。この事実だけを取り出してみると,対策をする手を緩めてしまいがちです。殊更に不安をあおりたくはないのですが,本当に対策を怠ってよいのでしょうか。
 医師不足に対応するための政策として,平成20年度から医学部定員増が行われています。ところが,施設の拡充や人的資源の確保が追い付いておらず,医学教育には欠かせない少人数教育が不十分となった現実があります。単に医学生を増やして医師を大量生産しても,現状のままでは医師の質が低下してしまうことは容易に想像できます。医学教育に携わる関係者は,それを最も恐れています。
 それでは,医師の質を低下させないために,どうするか。資格を取るうえでのチェックポイントであるCBT,医師国家試験のハードルを高くするしかないでしょう。実際,医師国家試験は絶対基準だけでなく,2001年(第95回)より相対基準も用いるようになり,し烈な競争試験と化しました。また,2013年6月には全国医学部長病院長会議が,全国で統一的に共用試験の質を管理保証するシステムを設け,2014年度から本格運用することを公表しました。同会議ではCBTの「推奨最低合格ライン」を設定します。各大学は「推奨ライン」以上の独自の合格基準を設けます。その基準をクリアして,CBTに合格し,OSCEと各大学の独自試験で一定の基準を満たした医学生を「Student Doctor」(医学実習生)と同会議が認定し,その証明書を発行するというものです。つまり,これからはCBTをクリアすることが臨床実習に参加するために必須となり,また,合格基準も厳しくなります。そして,その対策がさらに重要になってくるということがはっきりしました。CBTは「プール制」を採用していますので,過去に出題された問題がそのまま,あるいは一部のみ変更されて繰り返し出題されます。ハードルが上がったCBTをクリアする最良の道は再現問題をマスターすることです。そのために,本書を大いにご活用いただければ幸いです。

『CBTこあかりパーフェクト』編集委員会  


CBTについて
■CBTの出題形式
 共用試験CBT(Computer Based Testing;コンピュータを用いた多肢選択形式試験)の出題数は320問。単純五肢択一形式が240問(ブロック1〜4,各60分),多選択肢二連問および順次解答四連問形式が,それぞれ40問ずつ,合計80問(ブロック5〜6,各60分)出題される。
 ブロック1〜4では各ブロック内で60問を,ブロック5では40問を好きな順番で解くこともでき,解答を留保した問題に戻って答え直すこともできる。ただし前のブロックに戻ることはできない。また四連問形式のブロック6では,問題を出題された順番で解かなければならず,前の問題に戻ることはできない。
 各ブロック内では,受験生ごとに設問がランダムに出題され,可能な限り,難易度は公平になるようにコントロールされている。

   形 式   設問数  制限時間解答時間の目安
  ブロック1=単純五肢択一   (60設問,1時間)  1問1分
  ブロック2=単純五肢択一   (60設問,1時間)  1問1分
  ブロック3=単純五肢択一   (60設問,1時間)  1問1分
  ブロック4=単純五肢択一   (60設問,1時間)  1問1分
  ブロック5=多選択肢連問   (40設問,1時間)*  2問で3分
  ブロック6=順次解答連問   (40設問,1時間)**  4問で6分
  合 計320設問
  *二連問×20問題=40設問
 **四連問×10問題=40設問

■CBTのプール問題
 合計320問のうち,これまでのトライアルによって難易度等の問題の特性が判明しているプール問題(約240問)が採点対象になる。どの設問が採点対象になるかは明らかでない。残りの約80問は新規に作成された問題であり,採点対象にならないが,正答率等を解析して次回以降のプール問題にするかどうかが評価される。

■「医学教育モデル・コア・カリキュラム」の改訂
 平成23(2011)年3月,「カリキュラム」の平成22年度改訂版が発表された。本書はこれに沿って編集を行った。
 まず,大項目は次のように配列が変更された。



 CBTの試験問題は「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に基づいて出題されるが,旧カリキュラム(平成19年度改訂版)大項目ごとのおよその出題割合は,次のとおりである。

   A 基本事項約  4.2%
   B 医学一般約20.8%
   C 人体各器官の正常構造と機能,病態,診断,治療   約37.5%
   D 全身におよぶ生理的変化,病態,診断,治療約20.8%
   E 診療の基本約  8.3%
   F 医学・医療と社会約  8.3%

 平成22年度改訂のポイントとして,次の5つが挙げられている。
 (1)基本的診療能力の確実な習得
 (2)地域の医療を担う意欲・使命感の向上
 (3)基礎と臨床の有機的連携による研究マインドの涵養
 (4)社会的ニーズへの対応
 (5)モデル・コア・カリキュラムの利便性向上等に係る対応

 これら5つの改訂ポイントにしたがい,より具体的には,次のような点での変更がうたわれている。
  1. 基本的診療能力について,臨床実習開始前の到達目標である[F(旧E) 治療の基本]と臨床実習終了後の到達目標である[G 臨床実習]の表記を整理・統合し,Gにまとめた。
  2. 基礎と臨床の有機的な連携をめざし,「A 基本事項」に「医学研究への志向の涵養」を新設。
  3. 生命科学と医学一般の関連を明確にし,利便性を向上するために,「準備教育モデル・コア・カリキュラム」の〈2 生命現象の科学〉の内容を,「C(旧B) 医学一般」〈1 生命現象の科学〉として明記。
  4. 「医師として普遍的に求められる資質」をカリキュラムの冒頭に記載。
  5. 医療安全の観点から,医療関連感染症,薬剤の副作用・薬害等の記載の充実。
  6. 「患者中心のチーム医療」の記載の充実。
  7. 少子高齢化社会への対応として成長と発育・加齢と老化,薬物治療の基本原理などの記載の充実。
  8. 用語等については,原則として医師国家試験出題基準に準拠。

本書の特長
■厳選の再現問題
 「医学教育モデル・コア・カリキュラム」大項目A〜Gの到達目標は合計1,055あるが,『CBTこあかり』シリーズでは,実際にCBTを受験した学生から集めた情報をもとに問題を再現。主要な到達目標に則して,対策に十分な量を確保した。
 また,読者の到達度に則した「効率的学習」を目的としてレベル別に編集し,必須問題は「エッセンス」,発展問題は「パーフェクト」というタイトルで分冊化した。CBT合格基準の統一化を踏まえ,さらには,病院実習そして医師国家試験をにらんで,ぜひ「パーフェクト」にも歩を進めていただきたい。

■充実した解説
 図や表を多用し,分かりやすく,ポイントをおさえた解説となるように心掛けた。視野の広い理解へとつながれば幸いである。

■参考文献
 解説末尾に,学習の理解を深めるための参考文献欄(Reference )を設けた。以下に書名を示す。



■正答率
 読者の方々の参考のために,各問題の正答率を掲載した(WEB TEST PLUS調べ)。なお,問題文・選択肢の変更などにより,一部,正答率を掲載していない問題もある。

■WEB TEST PLUS
 本書綴込みの読者アクセスナンバーで登録すると,本書データをもとにCBT形式で40問ごとのブロックに分かれた問題をパソコン画面上で解答できる。CBT本番の雰囲気に慣れ親しむとともに,実力のチェックに,また,本シリーズ踏破後の知識の確認などに利用していただきたい。

■電子版
 本書綴込みの読者アクセスナンバーをクーポンコードとして利用すれば本書PDFファイルを全ページダウンロードできる。いつでもどこでもパソコンやタブレットで学習! まずは,「Dear Medic」のサイト(http://www.dear-medic.com/)にアクセス。

■Androidアプリ体験版
 Androidユーザー向けに,「CBTこあかり体験版」Androidアプリのサービスを提供している。本書掲載の精選問題に,いつでもどこでも手軽にトライ可能。http://www.igakuhyoronsha.co.jp/1000/?cid=1600からダウンロードのうえ,ご利用いただきたい。
*「Android」は,Google Inc.の商標または登録商標です。

目次
Ⅰ 多選択肢二連問形式
1 病態の背景となる医科学的基盤を問う問題(病態EMI)
 (1)細胞骨格・筋組織の構造と機能
 (2)イオンチャネルとその受容体の作用
 (3)細胞骨格を構成する蛋白質
 (4)ウイルスの構造
 (5)寄生虫の感染経路
 (6)止血・凝固系
 (7)神経伝達物質
 (8)脊髄の伝導路
 (9)大脳の構造と機能
 (10)交感神経の機能
 (11)歩行障害
 (12)心臓の解剖
 (13)心不全の病態生理
 (14)消化管ホルモンの作用
 (15)抗菌薬の薬理作用
 (16)免疫学検査
2 症候から診断を問う問題(症候EMI)
 (1)ショック
 (2)発熱
 (3)けいれん
 (4)意識障害・失神
 (5)チアノーゼ
 (6)脱水
 (7)全身倦怠感
 (8)肥満・やせ
 (9)黄疸
 (10)発疹
 (11)貧血
 (12)出血傾向
 (13)リンパ節腫脹
 (14)浮腫
 (15)動悸
 (16)胸水
 (17)胸痛
 (18)呼吸困難
 (19)咳・痰
 (20)血痰・喀血
 (21)めまい
 (22)頭痛
 (23)運動麻痺・筋力低下
 (24)腹痛
 (25)悪心・嘔吐
 (26)嚥下困難・障害
 (27)食思(欲)不振
 (28)便秘・下痢
 (29)吐血・下血
 (30)腹部膨隆(腹水を含む)・腫瘤
 (31)蛋白尿
 (32)血尿
 (33)尿量・排尿の異常
 (34)月経異常
 (35)関節痛・関節腫脹
 (36)腰背部痛

Ⅱ 順次解答四連問形式
 (1)ショック
 (2)発熱
 (3)けいれん
 (4)意識障害・失神
 (5)チアノーゼ
 (6)脱水
 (7)全身倦怠感
 (8)肥満・やせ
 (9)黄疸
 (10)発疹
 (11)貧血
 (12)出血傾向
 (13)リンパ節腫脹
 (14)浮腫
 (15)動悸
 (16)胸水
 (17)胸痛
 (18)呼吸困難
 (19)咳・痰
 (20)血痰・喀血
 (21)めまい
 (22)頭痛
 (23)運動麻痺・筋力低下
 (24)腹痛
 (25)悪心・嘔吐
 (26)嚥下困難・障害
 (27)食思(欲)不振
 (28)便秘・下痢
 (29)吐血・下血
 (30)腹部膨隆(腹水を含む)・腫瘤
 (31)蛋白尿
 (32)血尿
 (33)尿量・排尿の異常
 (34)月経異常
 (35)関節痛・関節腫脹
 (36)腰背部痛・その他

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