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薬学必須ラ・スパ 物理・化学・生物・衛生

多くの受験生が苦手とする基礎系科目に重点を置いた、薬学国試『必須問題』対策の決定版!!

薬学必須ラ・スパ 物理・化学・生物・衛生

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中澤裕之(星薬科大学薬学部名誉教授)編
鈴木 勉(星薬科大学薬学部特任教授)編
井上大輔(日本医科大学千葉北総病院教授,星薬科大学非常勤講師,旭川大学客員教授)編
執筆者
B5判,446頁,2色刷
2017/06/22発行
¥4,212(本体¥3,900+税¥312)
ISBN 978-4-86399-405-8
薬剤師国家試験の「必須問題」、特に基礎系に絞った内容構成。
国試既出事項は正文集にして明示。
各章末の予想問題で学習到達度をチェック。
見やすい2色刷り、記憶に残るイラスト解説で視覚的な学習をサポート。
国試のみならず学内定期試験対策にも最適。
    [正誤情報]

はじめに
 薬剤師国家試験において必須問題は第100回まで必須各科目の足切りが50%であったが,第101回より30%となり,受験者の必須科目間での多少の出来不出来は許容されるようになった。しかし,必須科目合計での足切りは70%と変更はないことから,必須問題の出来不出来が薬剤師国家試験において明暗を分ける可能性が高く,必須問題を確実に対策しておくことが大変重要である。
 必須問題は90問出題されるが,第100回において正答率80%を割ったと予想されているが,その後第101,102回は正答率80%前半を維持していると予想されている。物理・化学・生物,衛生,法規,薬理,薬剤,病態・薬物治療,実務の各科目の難易度は低から中程度であり,決して難易度の高い問題は出題されない傾向にあると考えられる。
 法規,薬理,薬剤,病態・薬物治療,実務の各科目はそれぞれの科目で必須問題,理論問題,実践問題を総合的に勉強することから,必須問題を特別に取り上げる意味はあまりない。そこで,本書では特に必須問題として勉強する物理・化学・生物,さらに衛生を取り上げた。これらに不得意とする科目が含まれている学生も多いことから,これらの科目を克服しておくことが薬剤師国家試験を合格に導く重要なポイントと思われる。
 物理・化学・生物,さらに衛生をご担当いただいた先生方にはこれまでの問題を深く分析・解析して頂き,各項目の要点,注意事項,予想問題を簡潔にまとめて頂いたので,物理・化学・生物,さらに衛生の克服に大いに役立つと考えている。
 最後に,本書作成に当たりご協力いただいた株式会社テコム出版事業部に感謝申し上げる。

平成29年5月

中澤  裕之  
鈴木     勉  
井上  大輔  

目次
【物 理】
1. 化学結合の成り立ち
2. 軌道の混成
3. 分子間相互作用
4. 原子の構造と放射壊変
5. 電離放射線の種類,それらの物質との相互作用
6. 代表的な放射性核種とその物理的性質(画像診断薬含む)
7. 核反応,放射平衡,放射線の測定原理
8. ファンデルワールスの状態方程式
9. 仕事・熱の概念
10. エンタルピー,代表的な物理変化,化学変化に伴う標準エンタルピー変化
11. エントロピー,代表的な物理変化,化学変化に伴うエントロピー変化
12. 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性(van't Hoff)の式
13. 相変化に伴う熱の移動(Clausius-Clapeyronの式など)
14. 相平衡と相律
15. 溶液の束一的性質(浸透圧,沸点上昇,凝固点降下など)
16. 界面における平衡,脂質の水中における分子集合構造
  (膜,ミセル,膜タンパク質など)
17. コロイド
18. 電解質のモル電導度の濃度変化
19. 代表的な化学電池の種類,その構成
20. 代表的な(擬)一次反応の速度定数
21. 代表的な複合反応(可逆反応,平行反応,連続反応など)の特徴
22. 沈殿現象,流動現象,粘度
23. 水溶液中での酸・塩基平衡
24. pHの計算と緩衝作用
25. 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)
26. 代表的な定性反応
27. 実験値の統計処理,医薬品分析法のバリデーション
28. 日本薬局方収載の容量分析法
29. 原子吸光光度法の原理,操作法,応用
30. クロマトグラフィーの種類,それぞれの特徴と分離機構
31. 液体クロマトグラフィー
32. 生体試料の前処理
33. 免疫反応を用いた分析法の原理,実施法,応用
34. 電気泳動法
35. 代表的な画像診断技術(X線検査,CTスキャン,MRI,超音波,核医学検査など)
36. 紫外可視吸光度測定法の原理,応用
37. 蛍光光度法の原理,応用
38. 赤外・ラマン分光スペクトルの原理,屈折率,旋光度,円二色性(CD)
39. 核磁気共鳴スペクトル測定法の原理,応用
40. 質量分析計の種類,質量分析法,質量分析の応用
41. X線結晶解析の原理,応用
42. タンパク質の立体構造
43. 核酸の立体構造を規定する相互作用
44. 生体膜の立体構造を規定する相互作用


【化 学】
1. 基本的な有機反応(置換,付加,脱離,転位)の特徴
2. ルイス酸・塩基の定義
3. 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン,カルバニオン,ラジカル,カルベン)の構造,性質
4. 構造異性体と立体異性体
5. キラリティーと光学活性
6. エナンチオマーとジアステレオマー
7. ラセミ体とメソ化合物
8. Fischer投影式とNewman投影式を用いた有機化合物の構造
9. エタン,ブタンの立体配座と安定性
10. 代表的な典型元素,その特徴
11. 窒素酸化物の名称,構造,性質
12. イオウ,リン,ハロゲンの酸化物,オキソ化合物の名称,構造,性質
13. 代表的な錯体の名称,構造,基本的な性質
14. シクロヘキサンのいす形配座と舟形配座
15. シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル,エクアトリアル)
16. アルケンへの代表的なシン型付加反応,反応機構
17. アルケンへの臭素の付加反応の機構,反応の立体特異性
18. 芳香族化合物の求電子置換反応の機構
19. 芳香族化合物の求電子置換反応の反応性・配向性に及ぼす置換基の効果
20. 代表的な官能基,個々の官能基を有する化合物の命名
21. 求核置換反応(SN1,SN2反応)の機構,立体化学
22. ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構,反応の位置選択性(Saytzeff則)
23. アルコール類の代表的な性質と反応
24. エーテル類の代表的な性質と反応
25. カルボン酸の代表的な性質と反応
26. アミン酸の代表的な性質と反応
27. アルコール,チオール,フェノール,カルボン酸などの酸性度
28. 含窒素化合物の塩基性度
29. NMRスペクトルの概要と測定法
30. 重水添加による重水素置換
31. マススペクトルのピークの種類
  (基準ピーク,分子イオンピーク,同位体ピーク,フラグメントピーク)
32. 旋光度測定法の概略
33. アルケンの代表的な合成法
34. カルボン酸の代表的な合成法
35. Diels-Alder反応の特徴
36. 転位反応を用いた代表的な炭素骨格の構築法
37. 代表的な炭素-炭素結合生成反応
38. 核酸塩基,ヌクレオシド,ヌクレオチドの化学構造
39. 生体内に存在する代表的な金属イオンおよび錯体の機能
40. 医薬品に含まれる代表的な複素環化合物


【生 物】
1. 神経系
2. 骨格・筋肉系
3. 循環器系
4. 呼吸器系
5. 消化器系
6. 内分泌系
7. 細胞膜の構造と性質;細胞膜を構成する生体分子
8. 膜電位,膜透過;物質・イオンの移動
9. 核,ミトコンドリア,粗面小胞体,滑面小胞体,リソソーム,ゴルジ体,ペルオキシソーム
10. 神経系の興奮と伝導;シナプス伝達
11. 分泌機構,作用機構,ホメオスタシスの調節
12. 血糖の調節機構
13. 血液凝固・線溶系の機構
14. 原核生物と真核生物
15. グラム陽性菌とグラム陰性菌/好気性菌と嫌気性菌
16. マイコプラズマ,リケッチア,クラミジア,スピロヘータ,放線菌
17. 細菌毒素
18. 脂質の種類・構造と特性:脂肪酸(飽和・不飽和脂肪酸)
19. リン脂質(アシルグリセロール,ステロール類,ワックス)
20. コレステロールの生合成・代謝
21. 糖質の種類・構造と特性
22. アミノ酸の種類と代謝,先天代謝異常
23. 水溶性ビタミンの種類・構造と特性
24. 脂溶性ビタミンの種類・構造と特性
25. 核酸塩基,ヌクレオシド,ヌクレオチド
26. DNA,RNAの構造と機能
27. 染色体,ゲノム,遺伝子
28. プロモーター,エンハンサー,エキソン,イントロン
29. RNAの種類と働き;RNAへの転写と調節
30. タンパク質への翻訳と調節
31. ペプチド,ペプチド結合,一次・二次・三次・四次構造
32. タンパク質の翻訳後修飾
33. 酵素と酵素反応(1)反応特性と基質特異性
34. 酵素と酵素反応(2)反応速度論,阻害様式
35. クエン酸回路
36. アセチルCoAの役割
37. グリコーゲンの合成と分解
38. ステロイドホルモン
39. エイコサノイドの生合成と作用:プロスタグランジン,ロイコトリエン
40. 生理活性ペプチド:アンギオテンシン,ブラジキニン
41. サイトカイン類の特徴と作用
42. 細胞内情報伝達:Gタンパク質,受容体チロシンキナーゼ
43. 組換えDNA技術の概要
44. 自然免疫と獲得免疫;体液性免疫と細胞性免疫
45. 抗体分子の種類,構造,役割
46. アレルギーの分類,担当細胞,反応機構
47. ウイルス〜DNAウイルス〜
48. ウイルス〜RNAウイルス〜


【衛 生】
1. 栄養素
2. ビタミン
3. 無機質(ミネラル類)
4. 栄養素摂取状況
5. 特別用途な食品
6. 食品の変性
7. 食品添加物
8. 食中毒(細菌性・ウイルス性)
9. 食中毒(自然毒,マイコトキシン)
10. 保健統計
11. 疫 学
12. 疾病の予防
13. 予防接種・新生児マススクリーニング
14. 感染症
15. 母子感染,性行為感染
16. 生活習慣病
17. 職業病
18. 家庭用品
19. リスクコミュニケーション
20. 毒性評価法
21. 発がん性物質
22. 発がんの要因
23. 臓器特異性の毒性
24. 代謝・代謝活性化(第I相反応)
25. 化学物質の代謝・代謝活性化(第II相反応・腸内細菌)
26. 金属類の毒性
27. 農薬・有機溶媒
28. 環境汚染物質
29. 化学物質による中毒と処置
30. 乱用薬物
31. 電離放射線の生体への影響
32. 非電離放射線
33. 地球環境
34. 食物連鎖,生物濃縮
35. 水環境(水道水の浄化法・塩素処理)
36. 水環境(下水・排水処理,水質汚濁,富栄養化)
37. 大気環境
38. 室内環境
39. 廃棄物
40. 環境汚染
41. 環境汚染事例と国内の環境対策

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