テコムOBに聞く,
「充実の1年」

テコムでの学習生活は実際にはどんなものなのか。
本日はテコム人気講師の李権二先生と,
元テコム本科生で現在医師として活躍中の
森島光一郎先生(中野総合病院)にお話をうかがいました。

テコムでの学習生活は実際にはどんなものなのか。
本日はテコム人気講師の李権二先生と,元テコム本科生で現在医師として活躍中の森島光一郎先生(中野総合病院)にお話をうかがいました。

Dr.李:出身大学はどこだっけ?
Dr.森島:日本大学です。
Dr.李:確か他にも3人,同じ大学から来たんだよね?
Dr.森島:仲の良いメンバー4人で相談してテコムでやろう,となりました。僕は大学時代テコムを取っていたのでなんの違和感もなく決められました。
Dr.李:110回の国家試験で合格したけど,不合格だった109回はどこでつまずいちゃったの?
Dr.森島:必修があと8点足りなかったんですが,一般も臨床も全体的にギリギリで全体的にダメでしたね。
Dr.李:なんか部活が大変だったとか,そうなっちゃった理由とかってある?
Dr.森島:僕の場合は部活は比較的楽にできるところを選んだので部活が理由,とかではないんですが,勉強の取り組み方が良くなかったですね。やる気はあったんですが,やり方が良くなかったのかなと。日本大学では7月と12月に卒試があったんですが,卒試もギリギリで通った感じで国試までは手が回らず,卒試に引きずられてしまった部分もあります。
Dr.李:勉強の進み具合はどうだった?
Dr.森島:6年生の秋までにメジャーが終わって,その後はマイナー,公衆衛生とやってはいたんですが,大学の授業とか卒試もあったので,それに追われていっぱいいっぱいになってしまいました。

予備校に通おうと思った理由

Dr.李:宅浪も選択肢にあったと思うけど,予備校に通おうと思ったきっかけは?
Dr.森島:大学受験の時に宅浪をしたことがあって,経験上,宅浪はダメだと思ってました。実家が岐阜なので親からは地元に帰ってこいと言われたんですけど,東京には先に国試に受かった友達もいるし,一緒にテコムで頑張る友達もいたし,環境とか経験とか総合的に見て,絶対予備校に通った方がいいと思いました。大学受験の時の苦い思い出もあったので,すんなり決められました。気持ちの面も本当にあって,国試に落ちると精神的にだいぶきついじゃないですか?昔だったら斜に構えて1人でやってやろう,宅浪しよう,と考えたかもしれないですけど,そこは素直になって,友達と相談してよかったと思います。

テコムを選んだ理由

Dr.李:他にも予備校があったと思うけどなんでテコムを選んだの?
Dr.森島:同じ大学の4人で相談して,ていうのがありますけど,僕はCBT対策の時からテコムを選んでいて,書いて覚えるスタイルとか,論理的に講義をしているところが,自分に合ってるなって思ってて,あとは現役時代に作ったノートもあったので,やっぱり予備校もテコムかなって自然な流れで選びました。
Dr.李:現役時代のノートがあったのは良いね。現役時代のノートを持ってない人は先輩のをもらってきなよ!とか,友達にコピー取らせてもらいなよ!って言うこともあったけど,今年はSELECTノートがあるからね。みんな森島さんみたいに現役時代のアドバンテージがある状態になるから大きいよね。

テコムの講義

Dr.李:テコムの講義はどうだった?いろいろ講義はあったけど印象に残ってる講義とかある?
Dr.森島:これはみんなも同じことを言うと思うんですけど,4月にやった酒井先生の基礎力養成講座がすごくよかったです。いきなり深いところまでやるのではなくて,最初の1か月間で全範囲の基礎的な内容をやれたのはありがたかったです。これから勉強する範囲を最初にやれたので,今後の自分の勉強計画も立てやすくて,1年間勉強をする上での指標になりました。
Dr.李:みんなも同じこと言うよ!やっぱり4月に基礎的な導入の講座があるのは良いよね。
Dr.森島:あと後半にあった専門の臨床医の先生の講義はすごくよかったです。
Dr.李:臨床をやってるDr.の講義は臨床に則した内容になるからね。情報も新鮮だし。あと,講義受ける上でメリハリというか,講義の活用の提案とかある?

Dr.森島:僕の場合はノートもテキストもあったので,テコムのSELECT講座もそれを使って書き足しながら講義を受けていました。今だから言えることですが,大学6年生の時が予備校の予習みたいな感じで,2年間で国試の勉強をしてた,という感覚ですね。逆に言うと,ノートがなかったらついていくのが大変だったかもしれません。
Dr.李:そうだよね。やっぱりノート作るのは大変だから,ノート作りはどうしたらいいですか?って質問に来る学生さんは多いんだよね。でも今年からはSELECTノートがあるからね。
Dr.森島:ノートは1年間大切なものになるので,このSELECTノートの何ページに何があるかまで,覚えることができれば強いと思いますね。自分で書き込むところもあるし,たくさん書いてもらって。あと,自分は書いて覚えることが大事だと思うので,SELECTノートの表とかは書けるようにたくさん書いて勉強して欲しいです。SELECTノートがあるからと言って油断せずにできるかが大事だと思います。
Dr.李:確かにSELECTの表とかはアウトプットできるようにしてもらいたいね。1年通して,テコムのカリキュラムとかはどうだった?
Dr.森島:楽ではなかったですけど,今年1年で受かるという気持ちがあったので,全部講義は出席するようにしてました。もし欠席したとして,じゃあその時間自習してるのか?と言われれば,そうではないので。臨床医の先生の講義を難しく感じるときもありましたが,だからと言って欠席するのは違うなと。得られるものはありますし,友達もみんな出席していたので,全部の講義に出席するということをモチベーションにしていました。

テスト

Dr.李:テストはどうだった?4月にはRIテストがあったけど?
Dr.森島:僕の場合はテストで勉強のリズムをとっていて,最初のRIテストも李先生がここで差がついたとお話を聞いて,これが解けるようになれば合格できるな,と思ってました。なのでRIテストも,あとはPre TestもReconfirm Testも間違えてしまったところだけとか,それぞれノートにまとめて後で復習できるようにしていました。やっぱりそれぞれのテストに意味があったので。テストをまとめたノートは国試前日までずっと見ていましたね。
Dr.李:テストの復習とか溜まったりして大変じゃなかった?
Dr.森島:溜まっちゃったときもありましたけど,やっぱり先生が国試合格のために作ってくれたテストなので全部大事だな,と思ってちゃんと全部やり切りました。このテストはテコムに通わないと受けられないんですよね?

Dr.李:そう,本科だけ。現役生は受けられないね。
Dr.森島:やっぱりテストを定期的に,1週間だったりに1回でも受けられるのは大きかったですね。1年間の中だと,あんまりモチベーションも上がらない日もあったりしたんですが,1人ではできないことなので。あと厳しい言い方になっちゃいますけど,1回国試に落ちた時点で,勉強方法がその時までにわかってなかったってことなんですよね。そのわかってない人間が1年間で,ここがこの問題のポイントで,これをやればできるようになる,っていう内容を理解して解けるかっていうと,そこまで時間もないですし,できないと思います。それであれば,先生やテコムの力をお借りして,テストという緊張感の中でコツのつかめる問題をきっちりやる方が効率いいと思います。
Dr.李:テコムのどのテストも適当に出題してるわけじゃないからね。なんで出題したのか,どういう意図があるのか,っていうのは僕が答えてあげられるからね。
Dr.森島:それを素直にやるのが,点数が上がる近道だと思います。
Dr.李:模擬試験はどういう感じだった?
Dr.森島:模擬試験は必ず3日間テコムで受験する,というのが大事だと考えていました。これは終わった後だから言える話なんですけど,国試本番もテコムで出願をした人は受験会場が一緒で,席も近くに座るんです。だから周りみんなテコム,みたいな。いつも模試を受けているメンツで,同じ雰囲気で本番も受験できました。

面談

Dr.李:僕が担当だったけど,個人面談はどうだった?
Dr.森島:やっぱりメンタル的なところを相談できたのは大きかったです。例えば浪人したことで家族と少しぎくしゃくしたとか,そうゆうのは勉強とは全然別なことなので相談できる相手ってそんなにいないので。自分の両親は医者ではないので,90%が受かる試験になぜ落ちたのか,とか言われたこともあって。
Dr.李:子供のためを想って,ついつい厳しく言っちゃったりすることってあるからね。
Dr.森島:まぁ,そこで両親と喧嘩してもしょうがないところですし,1年後に受かればいいかって思っていたんですが,じゃあそれをどう親に説明すべきなのかってアドバイスをいただいたり,勉強の面でもそうですけど,そういう悩みを先生に相談できるのはストレス発散というか,ありがたいことでした。

テコムの雰囲気と生活

Dr.李:みんな仲良くて予備校内の雰囲気はすごくよかったよね?
Dr.森島:はい,すごく仲良くなりました!いまだにラインで繋がってて,よく飲みに行ってます。1年間でこんなに仲良くなるんだなって。正直意外でした笑。
Dr.李:やっぱり大学の友達とはちょっと違うよね。同じ境遇の仲間っていうのかな。勉強会もよくやってたよね?
Dr.森島:模擬試験が終わった後によく友達とやってましたね。特に必修を力を入れてました。一般と臨床は科目によって好き,嫌いを言っても,ある程度カバーできる部分もありますけど,必修はそうではないので。必修は絶対評価なので,みんなと同じ考えで臨まないといけない部分があるので,自分はこう思うから,って言っていられないです。ある程度全体の考え方に寄っていかないといけないので,勉強会ではみんなの考え方に近づけるようにしていました。
Dr.李:勉強をしてると煮詰まっちゃうこともあったと思うけど,どんなリフレッシュの仕方をしてた?
Dr.森島:テコムの友達と話すことですね。あとは大学の同期が近くにいたので,飲みに行ったりとか。同期から研修医で何やってる~とか話を聞いてるとやっぱりやる気がでますね。収入もあるのでおごってもらえますし笑

国試合格後

Dr.李:今当時を振り返ってみて,国試合格後の感想とか,合格できた要因とか聞けるかな?
Dr.森島:1年間支えてくれた家族とか友達とか,周りの方に感謝の気持ちですね。恩返しをしないといけないなと思ってます。
Dr.李:僕たちの場合はその恩返しを仕事を通してできるからね。医者として一生懸命働くのが周りのみんなにとっての1番の恩返しになるよね。
Dr.森島:合格できたっていう要因はまず1年間勉強を頑張った,ていうのはありますけど,それ以前に,高飛車にならずに謙虚な気持ちを持つのが大事だったのかなと。予備校に来た方がデータもそうですし,合格しやすいっていうのはわかりきってたことなので。そこはやっぱりちゃんと理解して,まずテコムに話を聞きに来たこと,来たら同じ境遇の仲間もたくさんいたので,そこでみんなで受かろうという気持ちになれたことですね。まぁ,勉強に関しては講義もテストも全部ここに来ればあるので,勉強のことはテコムが全部用意してくれてますんで,全部テコムに任せてしまって,それ以外の息抜きとか,友達関係とか,そっちもうまくできれば精神的にもだいぶ楽な感じで国試を受けられると思います。
Dr.李:森島さんみたいに合格していった人の話を聞いていると,ほんとに同じようなことを言ってくれる人も多くて,その中で強烈な表現をした人が「自分を殺した」って言うんですよ。自分の中に勉強のメソッドはあったけど,そこは自分を殺して,国試のプロのアドバイスに従ったらやっぱり受かったって,その人に合格の要因は?って聞くと,自分は先生の言うとおりに勉強しただけです,って言うんだよね。結局そこ。でも素直になるってなかなか難しいんだよね。
Dr.森島:そうですよね。でも素直になれればうまくいくと思います。

研修生活

Dr.李:研修生活はどう?テコムの講義は役に立ってる?
Dr.森島:今は外科なので,知識よりは手技って感じですけど,その前は半年内科を回っていて,その時はすごく役に立ってるって感じました。自分で作ったノートは研修室においてあるので,わからなかったときはまずノートを見てます。
Dr.李:役に立ってるねー。ノートはこれから指導医になった時とか,市民公開講座でまた役に立つよ。ただ知識をまとめたものじゃなくて,先生の喋ってた内容を含めて,まとまったものだから,このとき先生がこんなこと喋ってた,とかっていう記憶まで,いろいろ情報が詰まってるんだよね。だから人前で話すときとか,めちゃくちゃ役に立つ!ノートって一種の宝物ですよね。

入校を考えている学生へ

Dr.李:じゃあ最後に,これからテコムに入校を考えてる学生さんに一言お願いします。
Dr.森島:ちょっと気持ちが落ち込んでる人が多いと思うけど,そこはリセットしてもらって,まずは1年間頑張ろうって気持ちになってもらいたいです。テコムで頑張るのであれば,やっぱりテコムではノート作りとか,他にも書いて勉強することが大事で,1日1日時間がなくて大変だとは思いますけど,書くことで頭の中で整理されてテストの点にもつながっていくので,1日1日諦めず,それでもつらいことがあったら周りに頼って,ストレス解消して,メリハリつけて頑張ってもらいたいなと思います。